水曜日
天気 曇り時々晴れ
この日も平日の比較的ゆるりと知った1日。一応、家族全員、目立った不調はないので、イージーモードな1日だったと言えるだろう。一太郎が朝5時に起きて暴れたのを対応するのがちょっとしんどかったくらい。
午前中は一太郎を保育園に預けたあと、息子二太郎をあやしながら、映画『ボヘミアンラプソディ』を見る。本当は健康のために運動したいんだけど息子を抱っこしているので映画がちょうどいい感じ。
昨日の夜、母からLINEが入っていた。父の腰の痛みがひどいらしく病院に行ったら「腰部脊柱管狭窄症」と診断されたらしい。痛み止めをずっと飲まなければならないとのことで、なんだか気持ちが少し落ち込んだ。息子二太郎のこともあるし不安定な妻のこともあるし・・・それに加えて実家のことまで考えるとなると、結構参ってくる。自分が思いつめないように、申し訳ないが優先順位はつけないと行けない。悩みの多い年齢になったものだ。
そんな夕方、保育園に一太郎を迎えに行こうと思ったとき、妻に「ごめんね、ちょっとイライラしていて」と謝られる。妻が謝るなんて年に1回か2回あるかどうかなので驚いた。沐浴のとき、なんか妻の態度が悪かった気がしたけどそれだろうか。何に対してかはよく分からなかった。ただ、色々と消化しきれないイライラが溜まっていたとのこと。寝不足もあるんだろう。やっぱり今は自分の方が少し頑張り多めにしなきゃいけないんだろう。その後、妻からかすかに聞こえる鼻を啜る音。泣いていたようであった。私は妻をいたわるために、一太郎を迎えに行ったあと、すぐに家には帰らずに、自転車で暑さをしのげる場所に移動する。
晩ごはんを用意し、食事を終えたあと、妻に夜の二太郎の面倒は俺がやろうか?と提案する。今は、日中の育児と家事を私が中心に行い、育児関係全般を妻が行っていた。夜中の対応を自分がやろうか?とは前から言っていたが、搾乳もあるから私が見る、と妻が言っていた。ただ、睡眠不足になりがちな感じがしたので、今回あらためて申し出たのだ。
これに対し、妻からの返答
「いいよ。大丈夫。日中泣いちゃったのは、〇〇ちゃん(私のこと)へのイライラが溜まっていたのが爆発しちゃった感じだし。でも泣いたからスッキリした」
とのこと。これに対し、私は「は?」と思う。なんで俺がイライラされなきゃいけないのだ。正直、妻の状態があまりよろしくなさそうだったので、ずっと配慮してきたつもりだ。そりゃすべて完ぺきにこなすことはできないだろうけど・・・面と向かって「イライラする」ということを言われたことにショックを隠せなかった。私はそれを言われてから、モヤモヤが一気に湧き上がり、妻に対してまともに話せなくなった。妻も失言と感じたのかはわからないが、声のトーンがちょっと慌てている感じがした。ただ、こちらもすぐに通常モードにはなれない。
息子一太郎を風呂に入れたあと、モヤモヤを感じたまま過ごすことに気持ち悪さを覚えたため、妻に言う。
「さっき、俺に対してムカつくとか言っていたけど」
「ムカつくなんて言ってないよ。ただ、イライラって」
「なんで俺がイライラされなきゃいけないの?何にイライラしたの?」
私自身がイライラ丸出しで妻に聞く。声が少し上ずっていた気もする・・・。
「いや、特に何かってことじゃないんだけど・・・」
「そんなんでイライラするとかいきなり言われたら、正直きついって。言われたから言うけど、俺だって結構あなたに気を使って過ごしてるんだからね?」
「だってしょうがないじゃん!そういう精神状態なんだから!」
とのこと。
ごめんなさい、誰も観てないブログと言えど、こんな会話はこれくらいに・・・。
私はなんとももどかしさを感じた。ただまあ・・・、妻がそういう精神状態なのはわかる。ちょっと鬱っぽい感じだし・・・。だけど、俺に八つ当たりしてきたり、俺のせいでイライラしているような感じで言われると、こっちだって辛いので・・・。
私はそれ以上何も言わなかった。余計なことを追加で言いそうで、取り返しがつかなくなりそうだったから。妻の負担を減らしたかったのに、そのために夜の二太郎の対応を代わろうか、ということを言いたかっただけなのに、なんでこんな展開になるのか・・・。結局、その夜、私はそのまま寝る。正直、少し妻と距離を取りたかったのである。ちなみにこの日記を書いているのは翌朝だけど・・・昨日と同じ状態である。
自分の心が狭いのかな。でも、俺だって頑張ってるんだけどなあ・・・。
はああああ。まあ、ここは早めに歩み寄ろう。こじらせていいことなんてないし・・・。