育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

二太郎の事でこれから何が起こるかわからないけど・・・一緒に歩いて行こう、妻よ。と思った日(育休15日目)

天気 曇り時々雨のち晴れのち曇り

朝。7時頃に起床。昨日はなかなか寝付けなかった。息子一太郎の寝相の悪さで蹴りを食らっていたこともあるが、やっぱり二太郎のこれからのことで頭がいっぱいになったからだ。

起床後、ゴミ捨てをし、朝食作り。その間、妻が一太郎の相手をしてくれる。9時頃に保育園に届けた後、洗濯をし、最近少しずつバッテリー消耗を感じる掃除ロボットで掃除をする。ここで一息つく。

妻は搾乳をしながら、やっぱり少し力の抜けた表情。私はなんと声をかけたらよいのか‥気を配りながら接する。妻は私以上に寝付けなかったようで、二太郎のことを考えて腹痛になったり体が熱くなったりしたようだ。私は、二太郎のことについて昨晩調べた事を、変に前向きになりすぎず,かといって後ろ向きにもならないように話す。妻は妻でやはりいろいろ調べたようで、あまり前向きな情報にはたどり着けなかったようだ。そして、自分が前置胎盤になってしまったことへの後悔、妊娠中に動き回りすぎたのでは無いか、ということを考えてしまった様子。私は、少なくとも妻がそういうことで悩む必要は一切ない、ということだけは、変に暑苦しくならないように伝えた。

午前中、妻と一緒に西松屋に言ってベビー用品を買いに行く。妻と一緒に買い物をしたのは本当に久しぶりであった。妻が妊娠でお腹が大きくなってから、妻と買い物には行かなかったような気がする。少なくとも入院してからは初めてだから、3ヶ月ぶりくらいになるのだろうか。西松屋に向かう道中、歩きながら二太郎のことを話す。歩きながらだと、家よりも話しやすい。ただ、妻の気持ちが軽くなるには・・・まだまだ時間がかかりそう。時間の経過とともにわかってくることもあるから、余計に長い戦いになりそうだけど。

買い物をしている間は、余計なことを考えずに気晴らしになった。こういう行動は途絶えないように取り入れていこうと思った。

家に戻り、昼食に焼きそばを作る。野菜入れすぎて量が大分多くなっちゃったけど、妻は食事が喉を通らないという感じではないのでそこは一安心。

午後に二太郎に会いに行く。車中、二太郎のことについて話す。今後についてどう思うか、なんてだれにも分からないことなので、話も膨らませにくかったけど。ただ、午前中に私が話した意見を妻も発していたので、話したことを受け入れてくれていることは嬉しかった。

病院に到着し、いつもと変わらないようにGCUに入る。GCUには、いつもと変わらず健やかに育っている二太郎がいた。

妻の指を握る二太郎がかわいらしかった。抱っこし、その生命の重さを改めて感じた。しっかり育てるから任せろ、と、心の中でつぶやいた。

前々関係無いけど、GCUに一緒に来ている旦那さんって、何でみんなメガネで髪もボサボサで身なりも緊張感のない格好の人ばかり何だろう。もちろん、私も例外なくそうなのだが。妻に話したら、「みんなそういう所に気を遣っている余裕もないんじゃないの」と、うっすら笑いながら話していた。こういうくだらない話も、やっぱり大事なんだと思った。

夕方、妻が保育園に一太郎を迎えに行く。保育園の先生たちも、妻の様子を気にしているようなので、無理じゃ無ければ一度顔を見せておいた方がよいかもね、と言う話をしたからだ。

妻が帰ってきた後、二太郎を迎える準備として、物置部屋になっていた部屋の整理を行う。食料備蓄品やゴミ箱と言った荷物は、すべて仕事部屋に移すことになった。妻から言われて移動するのもアレなので、自分から動かしましたよ、ちゃんと。おかげで、仕事部屋の余白スペースはすっかりなくなってしまった。別に全然かまわないけど、全然かまわない、って思うようになったところが、育休というか、仕事から距離が出来たんだよなあと思ったりもする。仕事していたらゴミ箱たちがデスクの周りにあったら気が散ってしょうが無いからね。

一段落して、晩御飯作りをする。ホットクックで作った切り干し大根がなかなかよい。味噌汁も妻がいるので久しぶりに作った。一太郎は昨日イヤイヤ期全盛だったけど、今日は出されたご飯を完食していた。いいにくいけど、やっぱりママがいると違うのよね。少し前だったら嫉妬の塊の反応をしていたところだけど、今は妻を何よりも喜ばせたい一心なので、一太郎の反応は素直に嬉しかった。

夜、何気なくアレクサで桑田佳祐をリクエストすると、『明日晴れるかな』が流れる。この歌詞がまあ、染みて染みて・・・何度も何度も聴いた曲なのだが、思わず涙がこぼれた。

Oh, baby. Smile baby. その生命(いのち)は永遠(とわ)じゃない 誰もがひとりひとり胸の中で そっと囁いているよ 「明日(あした)晴れるかな…」 遥か空の下 作詞 桑田佳祐明日晴れるかな

最後の上のフレーズに、心がじわっとした。ありがとう、桑田さん。

私の生命をこの状況に目一杯使ってみたい。何の目的意識も問題意識もないまま30半ばになったけど、多分、コレが、今後、私の取り組むべき道なのだと思いたい。こんな気持ちは困難とともにいくらでも揺らいでしまうかも知れないけど・・・でも、忘れないでいよう。長い戦いになるけど、長距離走は得意な方だ。最初から飛ばしすぎず、これが鉄則。泰然自若、ゆっくり行こう。