育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

久しぶりに親友(おやとも?)と話した日(育休103日目)

 

天気 曇。

 

妻と息子一太郎の体調が優れないので、家に閉じこもった生活。

 

 

夜、夕食を食べて妻と一太郎が風呂に入り、二太郎を抱っこしていると、スマホにメッセージが届く。どうやら会社の同期の女性A氏からであった。

 

内祝届いたよー。タイミングよかったら電話していい?

 

とのこと。

 

A氏からは育休取得時にお祝いを頂いていたので、お返しの内祝を送っていたのである。ちなみに、中身は「こども商品券」。いろいろネットで探したけど、「もし家族で肉が嫌いな人がいたらどうしよう」とか、「カタログギフトだと味気ないしなあ」とか、「スイーツは定番だろうけど、お子さんにアレルゲンがあったら迷惑だよなあ」とか、色々考えているうちに頭がこんがらがり、結局最後はこども商品券にしたのである。A氏は3児の母であり、こども商品券だったらいくらあっても迷惑にはならんだろうと思ったのである。安直な贈り物ですね。

 

A氏「もしもし?内祝届いたよ!逆に気を使わせてごめんね。」

 

「いや、何返したらいいかわからなくてね。結局、商品券。Aさんこだわりありそうだから俺が下手なもん選ぶよりいいでしょ」

 

その後、軽く近況報告していると、

 

A氏「そういえば、リンゴいる?実家からリンゴがたくさん送られてきたんだけど、食べきれないから良ければ送りたいんだけど」

 

とのこと。

 

「いいの?リンゴは家族みんな好きだけど…でも、気を使わせてしまって申し訳ないよ」

 

A氏「リンゴ沢山あっても早く食べないとボケちゃうでしょ。じゃあ、月曜日着か、もしくは火曜日着で送っておくね」

 

と話していると、風呂場から一太郎の「きゃー」とはしゃいだ声が聞こえてくる。

 

A氏「あ、お子さんの声!?かわいいー。今2歳だっけ?いいねえー大変だろうけどかわいいときよね。2人目もかわいいでしょ。いろいろ気になる時期で大変だろうけど、その時もまたいい思い出よね。あ、当事者にこういうこと言っちゃダメよね」

 

「あなたも子供3人ってすごいね。尊敬するよ、ほんと」

 

A氏「いやいや、じゃあ、奥さんにもよろしくね。じゃあね」

 

電話を切る。なんだかどっと疲れた。久しぶりに妻以外の人と電話で会話をしたからだと思うけど。

 

会話を振り返ってみて、

 

(なんか、また話し方変わってたな。すっかり『お母さん』的になってる)

 

と、ぼんやり思った。

 

A氏は同期の中でもマドンナ的存在で、新入社員の頃は先輩社員たちがこぞってA氏に声をかけていた。私に声をかけてきた先輩がいたかと思ったら、A氏の情報を聞き出そうとしたり、A氏を誘うための呼び水として利用されたくらい。今思い出しても腹立たしい。

 A氏は子供好きという感じではなく、どちらかと言うとキャリア志向のタイプだと思っていた。学歴もすごいし、英語もペラペラだし。しかし、入社後数年して結婚したかと思えば、その後は立て続けに3度の出産となり、同期の中で最も子沢山となったのである。

 元々仕事で関わることはなかったけど、A氏が産休育休が続いていたこともあり、なんとなく連絡がしづらく、なんとなーく距離感ができていた。

 

 それが、今年の5月にA氏が育休から復職した時、ちょうど私ももうすぐ2人目が生まれそうであることを話したことで、また連絡をとるようになった。育休期間について率直なアドバイスをくれたり、先に記したように出産祝いをくれたりと気を使ってくれているありがたい存在である。ただ、昔とはちょっと違う関係性になったんだなあと感じる。どう違うって、まあ、お互い親になった者同士の友人ってだけなんだけどね。

 

 

そういえば、パパ友はパパ同士、ママ友はママ同士の友人だけど、パパとママの友人って、なんていうんだろう?親友(おやとも)?あんまり聞かないけど、どうなんでしょうね。友達少ないからこういうのよくわからんですね。