育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

保育士さんの「パパが育休取って正解」という言葉に思い巡る(育休73日目)

 

保育園での出来事。

 

「ほんと、パパが育休取ったのは正解だと思うよ。園でも先生たちと話していたの。一太郎ちゃんが元気なのも、奥さんが元気なのも、パパが育休取って頑張ってるからだよ」

 

夕方、保育園に一太郎を迎えに行った際に、保育園の担任のベテラン先生から言われる。大変うれしい気持ちになったのだが、一方で、この言葉の背景にあるものに対して色々と思いを巡らす。

 

 

 一太郎と同じ1歳児クラス(1~2歳)には10人程度在籍してるのだが、うちを含めて4つの家が、今年になって二人目を出産している。同じような境遇の家庭が多いのはなんだか不思議に感じる。

 私はあんまりしてないけど、妻はママ同士でちょっとずつ情報交換をしたりしているようだ。また、保育園の先生からちらっと話を聞いたりして、なんとなくではあるが、別の家庭がどんな状況で育児をしているのかも見えてきたりもする。

 

私としては、他の家庭の旦那さんはどんな感じで育児に関わっているのか?というのが気になってしまうわけだが…正直他の旦那さんのことはよくわからない。ママ同士のやり取りで旦那さんのことに触れることはあまり多くないようだし。ただ、育休を取っていないのは、状況からなんとなくわかる。

 

私が住むまちは、二人目が生まれても、育休を取りながら上の子を保育園に預け続けることができる。いわゆる「育休退園二人目が生まれた際に育休を取ったら、一人目の保育園は退園しなければならない)にならないのは本当にありがたい。

 

 ちなみに、育休退園については時折ネットニュースになるけど、その度に親が家にいるなら家庭で保育するのが当たり前」というコメントが多いことに恐怖感を覚える。

 

news.yahoo.co.jp

 

保育園の枠が限られているから、というのはわかるんだけど…。とりあえず、いまの我が家の状況(父も母も育休取りつつ保育園利用)は間違いなく叩かれるだろうな…。

 

 でも、仮に母親が育休取りつつ、一人目の子を保育園に預けられたとしても、それ以外の育児参加者がない生活は、かなり大変なものだろう。一人目を預けた後も、二人目の子に多くの体力と時間を費やすことになるので、育休取ったからと言ってゆとりある生活が過ごせるわけではないし。ちなみに、私が住むまちでは、親が育休を取った場合、保育時間は短縮になるルールがある。

 

保育標準時間(最長11時間)7:00~18:00

育休中は保育短時間(最長6.5時間)9:00~15:30

 

この場合、送りは出勤前の旦那に任せる、というのが難しくなってきたりする(迎えも同様)。時間の問題で旦那が育児参加から遠ざかってしまうのだ。これは旦那さんとしても歯がゆいところだろう。フレックスとか使えるならいいけど・・・育休取得同様、フレックスも会社や部署によって使いやすさが違うしね。

 

 実際、以前までは送迎でよく見かけていた旦那さんが、二人目が生まれた後の送迎では見かけなくなり、いつもお母さんと会うようになったご家庭がいくつかある。そのお母さん方は、やっぱり疲れている感じがしてしまう(勝手にそう思っているだけだが…やっぱり疲れてるんだろうな、と見てて感じるくらい)。

 

奥さんは、夫が育休を取ったり、ジジババも育児に参加してくれたりすることで初めて、ゆとりある生活を手に入れられるのではないだろうか。といっても、話を聞いている感じ、やっぱり周りは核家族が多いから、夫が取らないと、妻のゆとりある生活は難しいのかな、と思う。

 

冒頭の保育士さんの言葉は、特に奥さんの負担軽減できている、という点を含んでいるのかしら。ちょうど、私が迎えに行く前に、同じ境遇の家庭のお母さん二人がお子さんを迎えていたけど、保育士さんから励まされている様子でもあったので…もしかしたらそうなのかな、と思ってみたり。

とりあえず、保育士さんもネットニュースのコメントみたいに「夫が育休とってんならなおのこと退園しなさいよ!」と思っているのなら辛いけど…そうでもなさそうなのでちょっと安心(本音はわからないけどね…)。

 

なんか色々書きたいけど、世間的にちょっと肩身が狭いところもあるので、今日はこれくらいで…。まさに雑記やな。