育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

息子からのヒント(育休96日目)

 

本日は、二太郎と2人で家で過ごす。妻が一太郎と一緒に友達の家を訪れることになっていたためである。旧来の友人で、妻は遅ればせながらのハロウィンを友人家でやるのを楽しみにしていたようだ。

 

 

妻と一太郎が8時半頃に家を出ていった。私は家事をしつつ、二太郎にミルクをやったり遊んで過ごす。幸い、二太郎はよく寝てくれたし、遊んでいるときもよく反応してくれるので楽しかった。

 

 

夕方4時頃、妻と一太郎が帰宅。ちょうど二太郎にミルクを与えているときであった。

玄関ドアがガチャリと開くと、すぐに一太郎の声が家中に響き渡った。

 

「だっこがいい!だっこがいい!パパにだっこしてもらいたい!」×10

「ユーチューブみたい!」×5

「おかしたべたい!」×3

 

と泣きながら叫んでいる。妻は玄関からなかなか中に入れない様子である。ミルクをあげながら、

 

(妻はきっと楽しかったけど疲れ果てた感じなんだろなあ)

 

と思ったが、案の定であった。パパに抱っこしてもらいたいと言ってくれるのは嬉しいけど、先述の通り二太郎にミルクをあげているため、すぐには一太郎を抱っこできない。悪い妻よ、頑張ってくれ。

 

5分ほどして、なんとか妻は一太郎を家の中に入れる。そして、なだめようとしてお菓子(子供向けかっぱえびせん)を与える。ちょっと遅めのおやつのようだ。妻いわく、一太郎はお昼寝を十分に取できなかったようで、イライラしている様子とのこと。一太郎かっぱえびせんを食べ終えると、床にべったり寝転がって動こうとしない。相変わらず不機嫌のようだ。

 

二太郎のミルクをあげ終えた後は妻に任せ、私は一太郎を抱っこする。その後、彼は「ユーチューブがみたい」というので、ソファーに座って膝抱っこしながら、テレビでユーチューブを開く。

 一太郎を抱きながら、彼が興味を持つであろう電車の動画を見つけ、「この電車は何?」「一太郎、乗ったことある?」というような質問で会話をするようにした。最初は「ドクターイエローだよ」とか「一ちゃん、乗ったことあるよ」とか返答していたのだが、5分ほどすると一太郎の返事は少なくなる。あれ?と思って彼の顔を観てみると、一太郎の目は閉じかけていた。そこで少し黙っていると、やがて大きないびきが聞こえてくる。私は彼をそっと寝室に連れて行き、ベッドに寝かしつけた。少しも起きる様子がなく、いびきは更に大きくなっていた。

 

 

夕食を作りながら、ふと、先程の一太郎の言動を思い出す。

「だっこがいい!だっこがいい!パパにだっこしてもらいたい!」

「ユーチューブみたい!」

「おかしたべたい!」

一太郎は玄関で叫んでいたことが全て満たされると寝てしまった。たまたまかもしれないけど…なんかおかしかった。ただ思いつきで言っていたのだと決めつけていたけど、彼は彼なりに自分がしてほしいことを伝えようとしていたのかもしれない。たまたまかもしれないけど。

ただ、まだ言葉にするのが上手ではないかもしれないが、彼らの気持ちを読み解く努力をし、しっかりと受け止めていければと思った。

 

18時過ぎに起こしたけど、やっぱりご機嫌斜めな一太郎。今日は早く寝てくれたけど、明日は機嫌が直っているといいな。あと、妻も疲れすぎて顔色が悪かったけど、こちらも直っているといいな(どちらかというとこっちのほうが切実)。