育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

「このきず、✗✗くんにやられたの」を繰り返す息子(育休119日目)

 

一太郎「このきず、✗✗くんにやられたの」

 

そういって靴下をペロッとぬいで、足をこちらに向ける。ちょうど足首の上のあたり、ゴムが締まる場所にカサブタができている。

 

「ちがうでしょ、それは靴下の跡でしょ?」と私が言うと、ニヤッと笑う一太郎

 

 

このセリフを最初に吐いたのは、もう数ヶ月前のことだろうか。最初の時は、腕の傷をみせて、「このきず、✗✗くんにやられたの」と言ってきたので、保育園の子にやられたのかと思い、妻も私もドキッとした。保育士さんにも恐る恐る聞いてみたりもした。しかし、保育士さんからは、「いや、別に✗✗くんになにかされた、ってことはないですよ?」と困惑した感じ。✗✗くんは1歳上の3歳児なのだが、別に攻撃的な感じでもなく、むしろ温和に年下のことも遊んでいるらしい。保育園に迎えに行くと、たしかに一太郎と遊んでいるシーンも見たことがある。保育園の写真でも一緒に遊んでいるのが写っているのもある。

 

それでも、なにか傷ができるたびに「このきず、✗✗くんにやられたの」というので、こちらもずっと気にしていた。しかし、明らかに自宅で自分で作った傷についても同様のセリフを吐くので、✗✗くんが関係ないことがわかってきた。今日、妻が虫刺されで「かゆいかゆい」言っていると、「そのきず、✗✗くんにやられたの?」と言ってきたので、こちらもなんだか笑ってしまった。

 

(部分的だけど、家族全員が映っている)

 

妻が借りてきた紙芝居を読んでいると、一太郎が急に「✗✗くんいた。いちたろう、✗✗くんだいすきなの」と言う。唐突だったのでよくわからなかったけど、紙芝居の子、✗✗くんに似てたのかしら?

 

なんだかこんな些細なことも記録に残しておきたい気持ちになっている。最近、二太郎の成長具合を確認するために、「一太郎はどうだったんだっけ?」と思い返すことがある。ただ、記憶というものは曖昧なもので、段々と頭の中の情報が薄れていることにハッとする。結構忘れているのだ。妻に言われても「あれ、そんな感じだったっけ?」と思ってしまう(妻もよく忘れるのでお互い様だけど)。印象強い経験であれば、はっきりと思い出すことができるのだが…。

 

別に忘れても何か問題があるわけでもないんだけど…まあ、なんとなく残しておきたかったセリフだったので日記にも残しておこう(✗✗くん、ごめんね。君に罪はないことは知っているからね)。