育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

いつかパパのように

 

土曜日。晴れ。

 

今日はいい天気だったけど、風もあったし気温も低かった。こんな日は肉まんあんまんが食べたくなる。だが、我が家の昼は季節外れのそうめんだった。二太郎の離乳食のためにそうめんを買っていたのだが、それを一太郎が発見し、「そうめんたべたい!」となったのである。

 

一太郎、いつのまにか箸でそうめんを食べられるようになっていた。枝豆はまだ無理だったけど。

 

いつか箸も使うのかな、という軽い気持ちで私が半年くらい前に買ったけど、妻も私も練習させた記憶はない。保育園で練習していたという話も聞いていなかったけど。興味を示している様子もなかったので、普段はもっぱらスプーンとフォークを使っていた。今日はフォークが食洗機の中だったのでどうしようと思っていたら、本人が「はしがいい!」と言ってきたので、箸を渡してみたのである。無理だろうなと思っていたけど、思った以上に器用に箸を使っていた。

 もちろん、大人のようには使えないし、いつのまにか犬食いになっていたけどね。ただ、得意になって箸でそうめんをたくさん食べている姿が微笑ましかったです。

 

 

 

 

最近、一太郎はちょっと背伸びをして、できないことをやろうとする行動が増えている。例えば、重い加湿器を持ち上げようとしたり、ドライバーでプラレールの電池を入れ替えようとしたり、大量の絵本を寝室に運び込もうとしたり…私がやっていることを真似したいのだろう。ただ、その様子が危なっかしいので、「ほら、危ないからダメよ」と制止するようにしている。すると、一太郎は決まって

 

「いちたろう、まだちいさいからできないの?もっとおっきくなったらできるの?」

 

と言う。それに対して「そうだよ。大きくならないとダメだよ」と返すと、いちたろうは真剣な顔で

 

「パパのようにおっきくなったら、いいの?」

 

と言う。私はこのセリフが大好きである。

 

「そうだよ、パパのように大きい男になって初めてできるんだよ。イチちゃんも、パパのように偉大で大きな大人になるんだよ」

 

と、したり顔で返す私は、色んな意味で小粒な男であるが。「うん、パパのようにおおきくなる」と返す一太郎は100点である。

 

 

こんな男はスイと抜いてしまって、どんどん大きい男になっていってください。