育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

「上司に怒られる」これに対する感覚は人それぞれ

 

本日、会社のWeb定例会議があった。

その中のとある議題の中で、私が上司に怒られる。顔出し無しの会議だったため、上司がどのような表情だったのかはつかめなかったが、以下のような会話を行った。

上司「なぜこのようなことが起こったんだ」

私「それについては、○○という事情があったためです」

上司「今回、このような自体が起こったのは、お前が担当者としての役割を果たしていなかったからだ。いろんなミスがあるとは思うが、今回のは対応次第で防げたタイプのミスだ」

私「・・・」

というやりとりである。

最近、パワハラを気にして厳しい言葉遣いが忌避される世の中である。弊社でも、部下に対する発言に気をつけるよう、部下を持つ立場の人向けの研修が何度も行われている。もともと言葉遣いのきつい上司ではあったが、最近では会議でもすっかり厳しい言葉を聞くことが少なくなっていた。

そんな中で、久しぶりに厳しい言葉遣いを皆の前で使われた。Web会議には20名弱の参加者がいたが、空気が重くなるのをにわかに感じた。私も久しぶりの強烈な物言いにたじろんだ。もちろん、上司の言葉にすべて納得いっていた訳ではないので、言い返そうとも思ったが、何を言っても火に油を注ぐ気がしたので、言葉が続かなかった。

 

この日中の出来事を振返った時、イライラしたり、しょんぼりしたりするという気持ちはあまりない。むしろ、

ようやく、ちゃんと怒ってもらえるくらいになれた

と思っている。そして、この日記に書いてみようと思うような気持ちになっている。

入社当初からお世話になっている上司である。そして、尊敬する先輩たちが、しばしば会議の中で上司に怒られていた。一方で、若手の頃に自分が会議内で怒られるような事は無かった。その際、まだ自分は怒られるほどの仕事はしていない、というように思っていた。30半ばにして、ようやく仕事をしていると思ってもらえたのかな、と感じている(怒られておいてなんだが)。

パワハラだのなんだのいうけど、怒ってもらえて前向きになれるパターンもある、ということもあるんだよな。なんやかんや、使う言葉遣いや接し方そのものよりも、受け手の捉え方次第かなあ、と。

最近、上司が周りを気にしてあまり厳しい発言をしなくなっていることに寂しさを感じていたけど、やこういう言葉でピリッとする関係も悪くないと思うのは・・・どうでしょう?