図書館で育児に関する本を探していたときに見つけた本。
最初は漫画かと思ったけど、中はエッセイ風の内容。ツイッターで育児の様子がバズっていることで有名らしい。恥ずかしながら全く知らなかったのでネットで検索してみてみた。微笑ましくてクスッとしてしまう内容で、育児のアルアルをネタにしているのもお見事。30万のフォロワーがいるとのこと、ついでにSNSフォロワーの9割は女性らしい。育児パパとしてここまでママたちに影響力を持てるなんて、とても偉大なことだろう。
本の内容については、何か育児に役立つ手法を記していると言うよりも、育児の大変さ、そしてそれに向き合っているママはすごい!という感じ。内容は優しい雰囲気が伝わってきて好感が持てたけど、出来れば男性の育児に対する悩みや葛藤等を書いてくれているのを(勝手に)期待したので・・・ちょっと思っていたのとは違う感じかな、という印象。ママが大変なのはわかっているし、初歩的な育児にすら参加しない夫がダメなことはもうわかっている。ソコから踏み込んで育児に苦労しているパパに向けた本だと思って読んだので‥ちょっと求めていた内容とはちがっていた。育児に向き合いながら子供のこと、仕事のこと、妻のことなどに四苦八苦している今の私の気持ちを励ましてほしかったなあー、と、次の作品に是非とも期待。
アマゾンのレビューはかなり高評価。ママが多い印象。良くない邪推だけど、世の中のママたちは、「男の人なのにママの大変さを分かってすごい!それに比べてうちの夫は‥」と思うのかな。そういう夫批判の道具にならないことを祈るばかり。
育児に向き合っているけど悩んでいる男性にむけた本って・・・なかなか無いんだよなあ。