育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

妻の心変わり(育休46日目)

 

天気 曇のち雨。

 

6時起床。

 

朝から疲労感がすごい。だるくて動きたくないけれど、一太郎から「起きるよ!」と叩き起こされる。2歳児の目覚ましは何よりも強力である。

 

妻はリビングですでに起床。二太郎の相手をしていた。私は起床後に朝食を作り、ゴミを出しに行く。その後は妻と交代で、妻が一太郎に朝食を与え、私が二太郎を抱っこする。

 

保育園に一太郎を預けに行ったあと、9時に開店する近所のスーパーに行って食料を調達。10児頃に家に帰ると、ベッドで寝てしまう。結局、昼まで寝てしまった…。ただ、寝たら身体も気持ちも楽になるのを感じる。わかりやすいくらい寝不足からの疲労だったようだ。二太郎の相手を任せきりにしてしまったことを妻に詫びる。

 

昼食につけ麺を作って妻と食べる。その時妻から、

 

「今日の晩御飯は私が作るよ」

 

と言われる。

 

基本的な家事はすべて夫の私が担当していたのだが、育休46日目にして、ついに妻から「晩御飯作るよ」の言葉。私は自分自身の目がキラキラしているのを感じる。

 

「いいの…?」

 

「うん」

 

ということで、妻に晩ごはんを任せることに。妻の晩ごはんって、何ヶ月ぶりだろうか。少なくとも妻が3ヶ月前に急遽入院してからは初めてのことだ。育児と産後クライシスに配慮し、家事育児に積極参加を意識していたが…妻も本格的に正常モードになってきたということだろうか。マンモスうれぴーである。

 

夕方、妻に晩御飯の用意を任せたので、私は一太郎を保育園に迎えに行く。迎えに行ったあと、そのまま自転車で一太郎と鍋を買いに行く。鍋は妻からのリクエスト。だいぶ使い込んでいたのでメッキが剥がれ始めていたのだ。それにしても、妻からこんな言葉聞ける日がくるとは…今日は素晴らしい日である。

 

 

 

帰りにカフェで一服。

 

帰宅し、久しぶりに妻が作った晩ごはんを食べる。「鯖の塩焼き」と「とろろ焼き」メイン。妻が昔からよく作っていたものである。味よりも、妻が作ってくれたご飯を食べられたことに幸福を感じた一日だった。明日からもお願いします!と言いたいところだけど…無理のない範囲で少しずつお願いします。

 

 

最後に余談。一太郎のイヤイヤ期がすごい。保育園の先生からも、

 

「4人イヤイヤ期がすごい子がいるけど、一太郎ちゃんもそのうちの一人(笑)」

 

と言われる。家でもご飯を食べるのを拒否したり、食器に異様なこだわりを持ったり、ちょっとでも私や妻が予定外のことをすると絶叫したり…まあ、イヤイヤ期って感じである。

ふと、妻が

 

「もしもあなたが育休取ってなかったら、私が一人で一太郎のイヤイヤと二太郎の世話をしなきゃいけなかったのよね。それは絶対無理。私発狂していたかも」

 

という。妻の言葉はちっとも大げさではないことは、同じように育児をしているからよく分かる。俺だって一人では対応する自信がない。

育休を取ってよかったと思う一方、育休が終わった時の対策も長い目で考えないと行けないなあ、と漠然とした不安を感じた日でもあった。