育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

日経新聞のCMが響かなくなった

 

火曜日 快晴。

 

今日は久しぶりに一太郎が保育園に行く日。年末年始はずっと家にいたので本当に久しぶりである。2週間ぶりか。一太郎には悪いけど…一太郎はかけがえのない存在だけど…なんという開放感だろうか。

 

妻は久しぶりに友人とランチに行くことになっていたので、私は少し早めに昼ごはんを食べることに。私も久しぶりにモスバーガーに行った。

 

ひとりで外出してご飯を食べるのは本当に久しぶり。なので、ちょっと贅沢を。

黒毛和牛バーガーセット。1,220円なり。高いな…。ガスト行ったら一太郎と俺の分を合わせても1,000円行かないのに。まあ、たまにならいいか。味は美味しかった。でも、貧乏舌なので、普通のモスバーガーのほうが好きです。

 

モスを食べ終えた後は、二太郎の散歩。夕方は一太郎のお迎えと一太郎の耳鼻科。一太郎の中耳炎は完治している様子。あとは再度悪化しないように注意すること、だって。よかったよかった。スチーム加湿器、高かったけどいい仕事してくれているのかな?

 

 

 

話は変わるが、本日、中小企業診断士の研修の申し込みを行った。

 中小企業診断士の勉強をしたきっかけは、「将来のために何かしないと…」という漠然とした不安に囚われていたことだった。何か難しい資格を1個でも取っていれば、将来は安泰になるはず、という、あまり根拠のない期待感をモチベーションにしていた。あの頃は仕事も家事育児も大変だったけど、よく頑張ったなあと思う。実際に将来安泰になっているかといえば…取っただけ資格になっている気もするんだけど。

 なお、中小企業診断士は試験に受かっただけではなく、試験合格後に研修に参加することで始めて資格登録ができる。試験に合格したのは去年なのだが、去年は研修日が子供が生まれるタイミングや出産直後のタイミングと重なってしまったため、参加を見送っていたのである。

 

 今は育休中なので、働いているときよりも研修に向き合う時間はある。二太郎も観察は必要だけど、今のところは元気に成長してくれているし、一太郎も最近は風邪を頻度も減ってきてくれている。やるなら今しかないかな、と思った。仕事復帰したら、多分、仕事と家庭に追われて、研修に参加している余裕も無いかも知れないし。幸い、妻も研修参加を応援してくれているので、お言葉に甘えたいところである。

 

 ただ、正直、中小企業診断士に対する私自身のモチベーションはかなり低下しているのよね…。仕事に対する気持ちが薄らいでいることも影響しているかも知れない。今回の研修参加も、「将来に向けた自己投資」とか、「リスキリング」なんて高尚な気持ちでは無く、どちらかというと惰性に近い。せっかく試験合格できたんだから、記念に資格登録まではしておこうかな、という感じ。こんなんで大丈夫なのかな。

 

そういえば、最近、息子とユーチューブを見ていると、日経新聞のCMがやたらと流れてくる。

 

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この意識の高いCMに対し、あんまり響かなくなっている自分に気づいた。以前は日経新聞のCMが流れるたびに、「どうしよう、なんかしないと」と焦っていた気がするんだけど。「365日分の差は、かなり大きい」というフレーズは特に焦らされた。見事な迷フレーズだった。

 

「ここから動く人は強い」のかもしれないけど、正直、今は立ち止まって、これまでの人生や、将来の人生について考えたい気持ちになっている。ようやく育休中の目先の不安や焦燥感から開放されそうになってきているのだ。なので、「煽ってくるんじゃねーよ、若さん。なんだ最後の身体グルンは」と言いたくなる。

 

 カッコつけではなく、最近は家族時間の大事さを感じ始めている。今更?と言われたら何も言えないけど…実感が伴ってきた感覚。昨日の友人との電話も、更にその思いを強めた感がある。家族との時間って、あまりにも当たり前すぎて、その貴重さに気づけなかったけど…やっぱり何物にも替えられない時間なんだよね。そんなことを思うと同時に、少しずつ仕事への思いが変わってきていることも感じたり。

 

まあ、とりあえず気晴らし程度で研修受けてみよう。「人生変えてやる!」なんて熱い思いは持たずにね。