育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

いつどこで誰かに見られているか、わかりやしない

 

日曜日 快晴

 

今日は家族みんなが少し寝不足の中、電車に乗って住宅展示場に行ってみる。

 

住宅展示場は、少し前に一太郎と二人でふらっと行ってみたのだが、妻に話すと「私も行きたい」というので、今回は家族みんなで行くことにしたのである。

 

ちなみに言っとくけど、私の気持ちとしては家を買う気持ちはサラサラ無い。理由は色々あるけど、別に今の住処に満足しているし、今後何があるかわからないのに家を買うのはなかなかしんどい決断になるから。

一方の妻は、しょっちゅう「家を買いたい家を買いたい」という。家を持っている友達からの影響もあるみたい。

 

この相反する二人の気持ちが住宅展示場でどのようにぶつかり合うのか。怖いもの見たさで行くことにしたのである。

 

 

住宅展示場には7~8件の住宅が並んでいた。端っこから順繰りに見ていこうと思ったのだが…予期せぬことが2つ起こり、結局1件だけ見て帰ることになった。

 

予期せぬことの1つは1軒目の住宅会社の営業マンの話がやたらと長かったこと。

1件あたり30分くらいで見て回ろうかと思っていたのに、最初の住宅の営業マンがやたらと話が長く、結局1時間半も滞在することになったのである。

 私も同じ営業職なのでこういう人は結構同僚(ベテランが多い)にもいるけれど…なるほど、営業される側からしたら、話が長い営業マンとはこれほどまでにしんどいもんなのだなと改めて感じさせられた。話している当人は「話してやってる」って感じになっているから余計に恐ろしいと言うか…ただ、説明はすごく丁寧でわかりやすかったし、一太郎とも親しみを込めて接してくれていたので、住宅購入の気持ちが強い客からすれば素晴らしい営業マンだったのかも知れない。すみません、私のモチベーションが低かっただけかもしれません。

 

 

もう1つ予期せぬこと。こっちの方がよっぽど大きかったのだが…。

 

営業マンの話を聞いているときに、もう一組の家族連れがその住宅の中に入ってくる。その旦那さんの顔をチラッと見て、心臓が飛び出るかと思った。なんとその旦那さん、うちの会社の先輩だったのである。

 

先輩と言ってもそこまで普段業務で関わることはないのだけど、新入社員の頃に研修などお世話になった人である。あっちは覚えていないかもしれないが…こっちはしっかり覚えている。そういう記憶だったから(詳細は省略)。

 

私はその先輩に気づくや否や、相手にバレないように妻の影に隠れてなるべく気配を消すようにやり過ごす。マスクをしていなかったけど、用意のいい妻にマスクをもらって慌ててマスクをする。

 

まあ、今考えたら隠れずに挨拶しても良かったかもしれない。ただ、あっちは私のことを覚えていないかも知れないし、何より家族で家探しをしているときに会社の同僚から挨拶されても気まずくなるだけだろう。こちらも家族揃って仲良く・・・なんてことにはならないだろうしね。

幸い、その先輩はあっという間に次の物件に行ってしまったので顔を合わせることなく済ませることができたのだが…。

 

全く、いつどこで誰に見られてるか分かったもんではない。今回は私は見ていた側だったけど、当然、逆もしかり。

私も外では変な格好せずに、また、変な行いをせずに過ごさなければと…、今更のように思ったのであった。ああ、びっくり。

 

 

ちなみに、妻は家の相場価格を知り、「住宅展示場はしばらくはいいかな…」と消沈していた。まあ、妻の夢を叶えるためには、1億じゃ全然足りないみたいだしね。申し訳ないが、そんな金はどこにあるんだ、って話でね。とりあえず、今回は私の勝ちということで。ん、いや、あれ…?甲斐性のない夫?

 

 

 

(午後は家でおもちゃを広げに広げる一太郎。もらったおもちゃで遊びながら、「またオジサンのいえにいきたい」と繰り返していた)

 

 

夕方から妻が密かに作っていた金太郎衣装を、息子二人に身につけさせて写真撮影。

家族の思い出は大事ね。衣装作りをするあたり、妻ってマメな人だな。

 

 

今日の晩御飯はホットクックでカレーを大量に仕込んでおいたものを食べる。明日もこの残りで回していこう。

 

 

ゴールデンウィークも残り1日。最終日はできる限りゆっくり過ごしたいな。