育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

二太郎のための面談か、妻のための面談か

 

金曜日 晴れ

 

今日はニ太郎の療育に関する面談の日だった。

午前中、妻と私と二太郎の3人で、とある施設に行く。

 

普段とは違う医師によって、二太郎を改めて診察してもらう。これまでの発育状況や出産時のことなどを話す。そして、簡単に身体チェックを行う。

トータルで30分程度だったので、そこまで詳しいことも聞かれなかったし、身体チェックもその場でパッパッとみるだけの簡易なものだった。基本的には妻に答えてもらうようにしたが、妻が答えに詰まったときは私の方で回答した。

 

ただ、やはり二太郎が現在の月齢や修正月齢でみても、身体能力に2ヶ月程度の遅れがあるとのことだった。それについてはちょっとショックだったけど、まあ、妻も私も「やっぱりそうだよなあ」という認識だった。

 それよりも、身体能力の遅れだけで済むのか、それともさらに大きな問題が今後発生してくるのか。色々と気になることはたくさんあるけれど…そういった疑問に対して回答をもらう場ではないことは心得ていたので、医師からの質問に答えるのみにした。

 

 

面談を終えた後、妻と互いの労をねぎらった。

どうでもいいけど、医師や同席していた職員さんは、ずっと妻のメンタルを気にするような言葉遣いや気配りをしていた。「お母さん、抱っこ頑張ってるね」とか「出産大変だったね。でも、ニ太郎くん、元気元気」とか。

ただ、妻はそこまで配慮して貰う必要があるほど落ち込んでいるようには見えない。

帰り道にそんな事を振り返る。

 

「あれさ、ちょっとやりすぎじゃない?あなたそんなに落ち込んでないでしょ」

 

妻「そうね、でも、そういうケアが必要なお母さんがよく来る場所、ってことなんだろうね」

 

「でもさ、俺だって同席しているのに、俺には一切なんにも優しい言葉は無いのな。俺にも『パパ頑張ってて素晴らしい』とか『無理しないでね』とか言ってほしいもんだな」

 

妻「有給取って来てる、って思われてるんじゃない?普段は私が全部子どもの世話をしている、って思われていたなら、あの反応でもおかしくないし。そういう家庭のほうが多そうだし」

 

「そういうもんかね。こんなヨレヨレの現役サラリーマンはいないと思うけど」

 

妻「でも、こうやって相談できる人が少しずつ増えてくるのはいいことかな。それは良かったと思うよ」

 

と、淡々という妻。

 

家に帰る前に、昼ご飯にはなまるうどんを食べる。私はきつねうどんの小だったが、妻はぶっかけの中に天ぷらをつけて食べていたので、妻の食欲は問題なさそうだった。

 

 

そうは言いつつ、午後の妻は午前中よりも元気だった。明日は家族みんなでお出かけしたい!と何度も言っていたし。やっぱり、ちょっとだけ元気をもらったのかな。そう思うと、外のつながりって大事ね。自分たちだけじゃなくて、色んな人と関わりながら二太郎の成長を見守っていこう。そんな事を思った1日でした。