育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

夫婦の記念日と、長男の中耳炎悪化と、次男のアザ

 

今日はチャンポンのような一日だった。

 

日中、ホームセンターに行き、シャボン玉のおもちゃと砂場あそびセットを買いに行く。どちらも長男の一太郎が遊ぶためのもの。シャボン玉のおもちゃって、私が子供の頃は緑色の棒で「プー」と吹きつけるタイプだったけど、今人気なのはスティック状のおもちゃみたい。売り場においてあった、剣の形をしたやつを買う。前も買ったことがあるけど、一太郎が気に入って遊んでいたからだ。

 

(伏線)

 

なお、買い物と合わせて、ケーキ屋に立ち寄ってケーキを買う。今日は妻と私の夫婦の記念日なので、せめてケーキでお祝いしようということになったのだ。

 

 

15時すぎに二人で食べる。なんともゆったりとした幸福な時間。育児中ではありますが、こういう時間も大事ですね。

 

夕方、保育園に一太郎を迎えにいくと、なんだか咳をゲホゲホしている。少し前に耳鼻科に行ったばかりだけど、明日から土日なので、念のためもう一度耳鼻科に行ってみることにした。

 

 

先生「咳は大丈夫そうですね。ただ…中耳炎が少し悪化しているようです。抗菌薬を出しますので、それを服用して様子をみましょう」

 

とのこと。抗菌薬と聞いてドキッとする。「ああ、そこまでになってしまいましたか…」というため息感。

 

風邪の由来はウィルスだが、抗生物質はウィルスに効果がない。昔は風邪でも抗生物質を処方されていたようだが、最近では処方しないようになっているらしい。小児科や耳鼻科に行くと「風邪に抗菌薬はいりません」というポスターを見かけることも多い。また、耐性菌も増えているようで、抗生物質を多用すると耐性菌に感染しやすくなるようだ。

 

だからこそ、抗菌薬を必要とするということは、それなりな症状なんだろうな、と思ってしまう。妻にLINEで伝えると、同じようにため息が伝わってくる。

 

帰宅後、妻に改めて処方された薬を説明。妻は抗菌薬ということで落ち込んでいたが、いちばん大変なのは一太郎なのだから、私達がしっかり、優しく見守ろうということで意見が一致した。

 

 

その矢先に事件。

 

私が晩御飯の用意をし、妻が洗濯物を片付けていると、一太郎が、寝ている弟の二太郎をおもちゃ(日中に私が買ってきたシャボン玉のやつ)を振り上げている。その瞬間を目撃した私は絶叫。慌てて止めに行ったとするが、時すでに遅し…間に合わずガチン。

 

二太郎は顔を真赤にして大泣き。私は慌てて二太郎を抱っこして落ち着かせようとするが、二太郎は収まらない。一太郎が叩いたのは、目の上のやわらかいところ…。

 

 

「なんでそんなことするのよ!」

 

と、慌てて状況を知り、一太郎に注意する妻。そんな妻に対し、一太郎は笑いながら逃げていく。魔の二歳児の本領発揮である。でも、一太郎が寂しい気持ちがゆえの行動だと思うので、本気で責めることは出来ない。ただ、ここ最近は穏やかに接していたのですっかり油断してしまった。やり場のない気持ちだけが己の残る。そのうち、

 

(妻よ、なんで一太郎から目を離したのよ…洗濯物片付けなんて今しなくてもいいでしょうが)

 

と、八つ当たりしたくなるような心境にもなる。それはおそらく妻も同じで、その他の言動から

 

(なんでもっとやわらかいシャボン玉オモチャを買ってこなかったのよ。大体、二太郎のそばに置きっぱなしにしたら危ないのわかってるでしょ)

 

などと思っているようにみえた。ただ、それぞれお互い様なところもあったし、ここで夫婦喧嘩に発展するのは本当に不毛なので…そういったことは口に出さないようにした。それは妻も同じ様子だった。

 

 

 

 

20時すぎ。なんとか寝る準備完了。一太郎を寝かしつけに行く妻が、

 

「今日はありがとう。夫婦これからもよろしくね…」

 

と疲れ切った顔で言う。二太郎を抱っこしている私も

 

「今日はお疲れ…ありがとう。こちらこそ。俺はあなたの8倍は幸せだよ」

 

というロマンチックさもウィットさも全くない、小学生のような返しをした。ゆっくりとワインを飲みながら今後の夫婦生活を語るーーなんて感じにはならなかったけど…まあ、これもまた、今だけのことなのかな。全文読み返してみると、夫婦だけの出来事が随分と少なくなったなあ…笑。子ども中心で回ってますよ、ほんとに。

 

 

最後に今の気持ちはーー

 

妻とこれからも楽しく生きていこう。そして、一太郎の中耳炎とイヤイヤ&嫉妬期にしっかりと向き合おう。最後に、二太郎のアザが後々に響かないようにケアしていこう…

 

という雑多な感じ。いろいろあってまとまらん1日だった。