育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

あと何回、親と会えるのか(育休111~112日目)

 

この日は田舎から私の方の両親がやってくる日だった。

 

朝から掃除でバタバタ。妻が色々と気を使ってくれる。

今更だけど、実家や親戚の家に行くときも、事前にこうして掃除してくれてたのかな。当たり前のようにきれいなわけじゃないのよね。

 

一太郎も掃除)

 

両親が10時くらいに最寄り駅に到着するらしいので、駅に迎えに行く。

家について孫たちと触れ合う。事前にLINEでテレビ電話してたので、二歳の一太郎も人見知りしない。二太郎も穏やか。それを見て一安心。母が妻にずっと話しかけて喋っているのが気になるが。

 

1時間弱家にいたあと、近所の公園に行く。公園で孫と遊んでもらおうと思ったが、父が「脊柱管狭窄症」なのであまり無理はさせられない。少し時間を潰したあと、車でスシローへ。

 



今更だけど回転寿司って子供メニューもたくさんあるし、ガヤガヤして子供の声も気にならないから便利ね。回転寿司の魅力にあらためて気付かされる。

 

一太郎に食べさせるのでセカセカしていたので、あんまり食べられなかったけど。)

 

 

その後、西松屋に行ってジジババからオモチャを買ってもらう。ただ、一太郎もこのあたりで眠くなったのか、ややイヤイヤモードになり始めたので、手短にパズルを買って、そのまま帰宅。最後に妻と二太郎にも会わせてお別れをした。10時から13時半と約3時間半だったが、お互い充実した時間を過ごすことができた。

朝からいろいろ準備・対応してくれた妻にお礼。そして、ソファで一休み。何気なく、

 

(あと何回、親とこうして会うことができるんだろうか。)

 

と思う。

 

父も母も思ったより元気そうだった。でも、父も70半ばということで、だいぶおじいちゃんになったなあ、と感じずにはいられなかった。

 田舎は飛行機や新幹線を使うような場所で、何度も会うことはできないだろう。年に1~2回会うとしたら、あと20数回くらいだろうか。健康寿命は男性が73歳、女性は75歳くらいらしい。その点で言えば、父はすでに健康寿命に達しており、今までのように「普通」に会うことはもう難しいんだろう。自分の年齢も頭の中で数え、「そりゃそうか」と思う。

 

すると妻が

 

「やっぱり、夜御飯一緒に食べてきたら?年末も帰れないし、あと何回一緒でご飯食べられるかわからないし」

 

と言う。私が行きたそうな顔をしていたのかはわからない。でもまあ、私の気持ちを察してくれたのだろう。

 

いつもだったら、妻の気遣いに感謝しつつ、「大げさな。いいよ別に」と言うところだけど…いろいろ考えてしまい、すぐに言葉が出なかった。むしろ「そうねえ…」「うーん」と回答を引き伸ばすような言葉が続く。

 

いろいろ考え、今回は妻の言葉に甘えさせてもらった。LINEで両親に晩ごはんを一緒に食べようと伝える。すぐに父から「気を使わなくてもいいけど、大丈夫そうなら」と返信が来る。

 

妻に育児家事をまかせるのは申し訳なかったので、夕方に出発することにし、それまでにできることを済ませることに。はやめに晩御飯を作り、子供服を洗濯をしたあとで二太郎と散歩し、沐浴をすませる。

 

夕方に一太郎がお昼寝から覚めたあとで家を出た。そして、両親が観光している浅草にむかった。

 

17時過ぎから両親と食事。母が田舎にはない鳥貴族に行きたいということで、鳥貴族へ。自分も久しぶりに酒を飲んだ。妻が出産で入院して以来だから、半年ぶりくらいだろうか。久しぶりの酒はかなりグワグワ効いたので、飲みすぎないようにした。

両親は突然私がきたことは喜んでくれた。日中は孫の相手がメインだったので、この場では少し込み入った話もした。…まあ、いろんな思いがあるんだな、と。

 

母のほうが「あんまり長居すると奥さんに悪いから早く帰りな」ということで、1時間程度の食事だったが、それでもとても充実した時間だった。

 

20時前に帰宅。

妻にはあらためて心からのお礼を伝えた。妻があの時に「行ったら?」と言ってくれなかったら、行くことはなかっただろう。事前準備含めて改めて妻には感謝しか無い。

 

なお、この日から家族4人でみんなで寝室に寝ることにしていた。息子たちの寝かしつけに間に合ったので、みんなで枕を並べて寝ることに。一太郎は興奮してなかなか寝付かなかった。

 

蛇足だが、久しぶりに酒を飲んだせいか、夜中に気持ち悪くなって目がさめた。水を大量に飲んで少し落ち着いたが、その後もなかなか眠れなかった。あれくらいの酒の量だったら普通に飲めたんだけどな…。だいぶ酒に弱くなったのね。

 

 

翌朝、一太郎はジジババからもらったパズルを朝から取り組んでいた。

 

夕方、両親からLINEが届く。無事に飛行機に乗って帰ることができたとのこと。また、昨晩一緒に食事ができたことは嬉しかった、とのことだった。少しでも親孝行になったらいいのだけど。これからも、会える時には会うようにしたい。

 

もう少ししたらこちらも家族みんなで田舎に行ってみたいな。遠い場所だから、二太郎がもう少し大きくなってからだけどね。