育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

部分入れ歯で気づく歯の大事さ(育休141日目)

 

天気 曇り時々晴れ。

 

今日は歯科に行く日だった。

 

 

 

歯医者「はい、じゃあ、また来週来てね。とりあえず、部分入れ歯のつけ心地に違和感ないか、確認してください」

 

ということで、今日から右下の歯に部分入れ歯を入れる。

 

約1ヶ月前にインプラントの手術をした。歯茎に埋め込んだ土台が固まってきたのだが、上の部分に何もないのも良くないとのことで、部分入れ歯を入れることになったのだ。

 

kosodateyarotaro.hatenablog.com

 

歯医者「何も入れないと、隣の歯が倒れてきちゃうからね。2ヶ月くらいしたらインプラントの土台も固まって、歯をつけられるから。その間の辛抱だよ」

 

「はあ」

 

歯医者「まあ、入れ歯を入れてみるというのも人生経験だと思って。入れ歯を入れるとね、『親からもらった歯を大事にしないと…』って思うよ。他の歯もしっかり磨きたくなるから(笑)」

 

「…?そういうものなんですね」

 

私は先天性欠損(生まれつき永久歯が生えてこないところがある)なので、別に歯磨きを怠ったからインプラントにしたわけではないのだが…と言いたいのだが、歯医者に反論して良いことなんて何もないので、大人しくうなずいた。

 

料金は治療費含めて4000円。インプラントに比べると相当安い。これで使い心地が良いなら、別にインプラントしなくても良かったかなあと思うところ。

 

 

 

…だが、部分入れ歯、思った以上に違和感がすごい。

 

 最初はムリムリっと入れている感じの違和感。これは時間とともに慣れてきた。ただ、ちょうど舌を動かすと部分入れ歯のフック部分や歯茎部分にあたるのだが、こっちの違和感はまったく慣れない。舌に触れる度になんだか気分が落ち込む。お金はかかったけど、やっぱりインプラントにしておいてよかったかなあ、と思った。40万円は相当痛いけど…・

 親に「生まれつき歯が生えてこなかったんだから、インプラント手術代の40万円ちょうだい」と言いたいところだが、私も人の親になったので、さすがにこれを言われたときの親の気持ちを想像したら言う気にはならないけどね。(子供がいなくても、30なかばのおっさんが言うセリフではないか)。

 

 

 帰宅後、お昼ごはんに、たらこパスタとチキンステーキを作る。妻と一緒に食べていると、チキンステーキとともに部分入れ歯が取れてしまう。確かに部分入れ歯の強度を試すために部分入れ歯のところでカミカミ食べていたけど…。こんなに簡単に取れてしまうとは…。

 

「こんなの付ける意味ある?もういやだ」

 

妻「部分入れ歯ってたいへんねえ。私も歯を大事にしよ」

 

と笑う妻。

 

調べてみると、部分入れ歯は自然歯の30~40%の力が限界のようだ。すべて入れ歯だと10~20%になる。…入れ歯にしたからといって、「はい、歯は問題ナッシングー」とはならないらしい。

 

ayase.forest-dental.or.jp

 

普段、何気なく物を噛んで食べているけど、この当たり前が実に素晴らしい体験であったことを再認識する。これからは今まで以上に歯を大事にしよう。フロスをサボったりしていたけど…ちゃんとやらんと。

 

晩ごはんでもまた部分入れ歯を誤飲しそうになりました。流石にこれは危ない…。「部分入れ歯 誤飲」と検索すると、関連する記事がうじゃうじゃ出てくる。入れ歯って大変なのね…。てか、これはそもそも歯医者の方で直してもらったほうがいいレベルではないか?作った初日にこんなにパカパカ外れるのはさすがにおかしいでしょう。

 

明日、歯医者に電話して直してもらおう。今日は外して寝よう。万が一寝ているときに飲み込んでしまったら…こわいこわいこわい。

 

 

歯は大事だね。いずれにせよ、息子たちにも歯磨き習慣をちゃんと身に付けさせないとね。これも親ができる数少ない役目だなあと、とあらためて思ったのでした。