育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

息子たちを取り巻く言語の世界

 

火曜日。雨。

 

今日は終日雨の1日。

 

会社の総務部の方から久しぶりにメールが来て緊張したけど、ただの事務連絡だった。なんか悪いことしたっけ…?って思う私は、なにか会社に対して後ろめたいものがあるのだろうか。

 この影響のせいだと思うけど、謎の研修中に赤ちゃんを抱っこしていると、会社の同僚に「お前から引き継いだ会社からクレームが止まらないんだけど、どうしたらいいんだ」と言う連絡が入ってドギマギする、って夢をみた。随分記憶が鮮明な夢だったな。

 

 

夜、妻が二太郎を寝かしつけている間、一太郎と牛乳寒天を作る。

 



別に難しいもんでもないけど、これを作ると一太郎が喜ぶし、妻も好きなので機嫌が良くなるという一石二鳥である。

 

 

作りながら、「これなあに?」と寒天を持ちながら質問したり、「シオいれたっけ?」と言ったり「みかん、いっぱいいれるんだよ」と言ったり、「おおきいのはパパ、これはママ、ちいさいのはイチちゃん。ニタロウちゃんはまだちいさいからたべられません」等と言っている姿が微笑ましい。

 

 

 

それにしても、改めて子供の言語習得の早さに驚く日々である。

基本的な5 W 1Hの質問に対する受け答えはできるし、自分でも疑問文を作ってコミュニケーションを取ることができる。これを私が「英語でやってみろ」と言われたら、一太郎の日本語と同じようにできるだろうか? いや、考えるまでもなく無理だな(笑)

一太郎の日本語を私にとっての英語に置き換えた時、彼のリスニング能力やスピーキング能力は、既に私の能力を遥かに超えている。ライティングやリーディングはさすがにまだできないけど、それも時間の問題で、すぐに私の拙い英語力など追い抜いてしまうんだろう。

 

私の総合的な英語力って、ちょうど「日本語における二太郎(0歳)以上、一太郎(2歳)未満」なんだろうな。二太郎に追い抜かれるのも…きっとあっという間なんだろうね。

 

こんなことをダラっと考えているうちに、何故か私の中で、「なんか英語勉強したいなあ」という気持ちが芽生え始める。学生時代から今に至るまで、何度も芽生えてはいつの間にか枯れてしまった気持ちだが。ただ、今回は「英語力を上げてスキルアップ」的な自分本意な気持ちではなく、どちらかと言うと、「子供たちをとりまく言語の世界を知りたい」という気持ちからである。

 

 

 

 最初は何もわからずに大人たちが発する音を感じるところから始まり、そこから具体的な言語の意味をとらえ、それを自分のものにして自然と母国語を身に着けている。

 そんな彼らのダイナミックな言語習得の過程を追体験してみたい。彼らが言葉を通じて、たどたどしくも必死に自分の気持ちを伝えようとしているたくましさを自分も体感してみたい。それを知ったなら、彼らの言葉にもっと真摯に向き合えるのではないか?と、思うわけである。

 

そこで、今後、私の生活の中に「英語だけの時間」を設けてみたいと思う。と言っても、そんなかしこまった話ではなく、You Tubeやネットフリックスを観るなら英語字幕&英語音声にする、とか、そのレベルだけどね。

英語ができる方々からすれば、「脳の構造が違うので子供の言語習得を真似ても大人が同じように言語を習得できるわけではない」、とか言われそうだけど、主目的は子供の言語の世界を知ることなので…まあ、そうガチガチに考えずにね。

 

ということで、とりあえずネットフリックスで『フルハウス』を英語字幕&英語音声で観てみることに。本当は字幕も観ちゃダメなんだけどね。しかし、字幕のおかげでなんとなく会話の雰囲気はわかるけど、細かい内容は早すぎてわからん(笑)字幕がない世界はもうだめだね。『フルハウス』英語鑑賞は多分続かない予感(笑)いや、頑張って続けてみよう。

 

 きっと子供たちはこういうワケワカメな世界の中で必死に生きているんだね。「コイツら何言ってるかわからないから話すの止めよう」、って選択もできないしね。

いやいや、たくましい。あらためて息子たちに敬意を持って接したいです。