育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

「働き方」はいつも対立する

 

金曜日。

 

とある記事が目に付く。

最近よく目にする「子持ち様」に対する批判記事。すごい注目度高くてびっくり。

 

news.yahoo.co.jp

 

これが流行語大賞になったらすごいな。

 

子育てしている側からすればあまり気持ちの良い言葉ではないけど、子どもの体調不良や出産、そして長期育休によって同僚に迷惑をかけていることの自覚もあるので、反論しようとは思わない。

しかしまあ、育休明けで仕事復帰する親が多いこの時期にこのような議論が出てくるのは、なんだか意図的なものを感じてしまう。これから仕事復帰する人たちが変な目で見られないことを祈るばかり。

 

 

子持ち様VS子持ち以外の社員。

 

 

どうでもいいけど、昔からこの手の対立を煽るのは多いね。

 

しっかり残業代をもらう社員 VS サービス残業する社員

定時に帰る社員 VS 残業あたりまえ社員

有給を積極的に取る社員 VS 取らない社員

 

他になにかあったっけ?あ、「若手・中堅社員 VS 働かないおじさん」とかかね。

 

議論は白熱するけれど、その後は少数派の批判されていた価値観が受け入れられていく構図にも見えるから興味深い。そう思うと、子持ち様はそれなりに受け入れられるようになっていくんだろうか?そうなってほしい気持ちがあるから、ちょっとバイアスがかった見方だけど。

 

でも、きっと子持ち様議論もすぐに飽きて、次の対立が煽れるんだろうな。その程度のことなんじゃないかと思う。それじゃあ、次は何の対立が来るのだろう?

 

この大転職時代、もしかしたら「中途社員 VS 生え抜き社員」とかじゃないかね。中途採用組が感じている職場の不公平感とか居心地の悪さとか、そういうのの是正を訴える意見が増えるのだろうか。

その次は、「女上司 VS 男部下」だろうね。そしてその次は「外国人 VS 日本人」とかかね。その次は「酒飲める社員 VS 下戸の社員」で、その次は「働かないおじさん VS もっと働かない若手」かな。そのうち「育休取得社員 VS 育休取ってない社員」とかも出てくるのかな。

 

 

なんかもうエンタメだね。日中、そんな事をぼんやり考える。

 

 

夕方、一太郎がやはり鼻水が出るということで、耳鼻科に行って鼻水を吸いに行ってもらうことに。昨日から一太郎担当が妻になっているので、妻が一太郎の相手をしているのだが、妻は一太郎の世話にややイライラしている様子。

 気持ちはわかるのだが、私が二太郎を寝かしつけているときは冷蔵庫やドアを閉める音に気をつけてほしいものである。二太郎が起きてしまうではないか!やんわり伝えると、「夫ちゃんだって、前にAmazonで買ってって頼んでいた網戸ストッパー、いつ買ってくれるのよ。一太郎が窓に興味示しているんだから危ないでしょ」と、全く関係のない話題を持ってくる。いや、ごめん、それは忘れていたけど、だいぶ前にお願いされたことだし、そんなに気になるなら自分で買いなよ。自分もAmazonで買い物できるんだからさ!それよりも窓の開閉音を

 

 

…って、うちはうちで「一太郎の世話をする妻 VS 二太郎の世話をする私」で対立するところでした。妻も職場の同僚も、同じ目的のもとにいる仲間なんだから、対立せずにお互いを尊重しなきゃいけないね。対立してもいいことなんかないですから。

 

なんて、綺麗事でまとめてみましたが、世の中、そううまくいかないのよな。でも、だからこそ、いちばん大事な妻とだけは対立せずに協力していかないとね。一緒に頑張ろう、妻よ。

 

綺麗事じゃないよ、これは。