育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

鬱屈とした新年度のはじまり

 

月曜日。晴れ。

 

今日から新年度開始。

 

一太郎は年長クラスで、今日からリュックデビュー。朝からテンション高め。

ついでに、食育のときにマスクを付ける必要があるので、朝からマスクをつけて遊んでいた。

 

 

今日は妻が一太郎の送迎をしてくれたが、新しい子供が加わったせいか、送迎時は大行列になったらしい。また、慣らし保育の影響なのか、お昼時に散歩した際には、近所にはいつもより多くの子連れママさんがいたそうな。なるほど、4月はそういう季節なんだね。

 

 

一方、私個人として、会社の辞令の日だった。私は関係ないけれど、人事総務部が丁寧に辞令該当者一覧をメールで送ってきてくれた。

 

うちの会社も若返りを意識しているので、若手の昇進が目立つ。同期や後輩がどんどん昇進していくのはなかなか刺激が強い。

 まあ、これを覚悟の上で育休とってるんだから文句は言えないけどね。でも、やっぱりいろいろショックを受けるよなあ。

 

ネットで検索すると、

 

出世よりも大事なものを見つけたんです それは、家族です

 

 

なんてカッコいいことを言う男性育休取得者がよく出てくるけど、私はこの言葉をスパッと言えるほど、人間ができてないんだよね(1年育休取ってんのにね)。育休取ったら、自然と自分も言えるようになると思っていたんだけどね。理想と現実はこんなもんかね。まあ、俺も調子がいいときはカッコいいことを色々言えるんだけどね。

 

「育休を取った理由?そりゃ、何よりも妻が大事だからですよ。子どもが生まれたとき、妻だけに家事育児を任せるようなちっさい男になりたくなかったんです。妻を笑顔にするために結婚したのに、妻が辛い思いをしているのを見過ごせますか?子どものためと言うより、妻のため、と言ったほうがリアリティがありますね。一番は妻です。ニ番目に子どもたちですね。『らいおんハート』みたい?いや、別に私はそんなゴローちゃんな人間じゃないですよ。あはあh」

 

なんてね。

 

だが、今日は調子が悪い。調子が悪いので、

 

 

まあ、育休取得してもしなくても、お前はすでに出世コースから外れていたんだけどね。出世が遅れてる言い訳に育休を使うなよ

 

なんて嫌味な心の声が聞こえてくる始末である。ああ・・・。

 

情けないけど、今回のような仕事上の「現実」を突きつけられると、育休取得がどうとか関係なく、自分自身に劣等感を抱いたり、いつもの病気で「このままでいいのかなあ…」と焦燥感に駆られたりしている。

 

 

新年度の始まりは、初々しいだけじゃなく、モヤッとした気持ちも溢れてますね。

我ながら掃き溜めみたいなブログ。でも掃き溜めに救われている日々です。