育児してなきゃ酒浸り日記

30代のサラリーマンです。2人の息子と妻との日々を書いています。只今育休中です。

私にとっての理想の週末

 

土曜日。

 

今日は、息子一太郎の「ママ大好き」状態を少しでも私(父)に向かせるべく、作戦を決行。

 

まず、朝食を食べ終えた後、ネットで注文していたネコ型配膳ロボットの本を開く。

 

一太郎はこのネコ配膳ロボットが大好きで、よくユーチューブでも観ていたし、ガストでこのロボットをみるのが喜びの1つになっていた。

 

このネコロボットの公式ファンブックということで、以前から予約していたのである。

本の中身の大半は、約30cmのペーパークラフト工作の付録。せっかくなので、親子でやってみることに。

 

 

最初は楽しんでやっていたけど、細い糊付けの多さと、そもそものボリュームの多さに、正直2歳児には難しすぎた。というか、私にとっても難易度が高い。1時間ほど格闘したが、「こりゃ無理」とギブアップ。続きはまた後日取り組もう。完成品をお披露目できる日が来るか不安…。

 

10時すぎ、おやつを軽く食べ終えた後、第2の作戦ということで公園に出かけることに。

 

先週はコロナでほとんど外出できなかったこともあり、公園で一太郎と2人で遊ぶのはなんだか久しぶり。餌を運ぶアリをずーと観察している時間は楽しかった。

 

公園で1時間ほど遊んだ後、自転車でココスに行く。これが第3の作戦である。

 本当はガストに行って、定番の猫型配膳ロボットに会いに行きたかったけど、最近のガストって高いのよね。もうね、我々庶民には手が出ないのよ。それでも、以前はクーポンでキッズメニューはそこそこお得に感じていたけど、それも最近はあんまりだしね…。

ココスも高いんだけど、まだキッズメニュークーポンが魅力的だし、何より猫型ロボットの偽物みたいな黄色い配膳ロボットもいるので、息子も満足してくれると踏んでいた(ごめんね、ケチ親父で)。

 

一太郎のキッズメニュー。通常690円だけど、クーポン使うと400円しない値段になるのは素晴らしい。)

 

ココスの配膳ロボットも食事も、一太郎はとても満足してくれていたので良かった。量が多くて焦ったけど、持ち帰りOKだったので助かった。

 

 

夕方、再び公園に遊びに行く。公園のロッククライミングみたいな遊具を一緒に楽しむ。

 

このあたりで、一太郎の気持ちも私の方に向いてくれることに気づく。帰宅すると、

 

「パパ、パズルしよー」

とか

「パパありがとう、またあしたいこうね」

とか

「パパのとなりにすわる」

 

といったような、久しく聞いていなかった言葉を発するようになる。それでも、お風呂はママが良かったり、寝るのはママが良いという感じだったので、ママとパパの間にある、越えられない壁はヒシヒシ感じてしまってはいるのだが…。

 

まあ、無理にママと張り合うのではなく、パパとして頼られる存在になっていけたらなと思ったのでした。

 

夕方は、妻が紙芝居を読む。そして、それを集中して聞いている一太郎と二太郎。
私は疲れた頭でボーとしてましたが、そんな中で「なんだか幸せな時間だよなあ」と感じた。別になんてことはない時間なんだけど、コスパ・タイパを求めるのとはちょっと違うひととき。

 

充実した1日だった。平凡だけど、私の中では理想的な週末だった。

 ずっとこういう日々を過ごせたら良いなあ。でも…難しいだろうなあ。ああ、なんか育休終わりたくないなあ…。それも無理だしなあ。もしかしたら、育休終わったほうが、こういう時間のありがたみを強く感じるのかな。

 

 

二太郎のための面談か、妻のための面談か

 

金曜日 晴れ

 

今日はニ太郎の療育に関する面談の日だった。

午前中、妻と私と二太郎の3人で、とある施設に行く。

 

普段とは違う医師によって、二太郎を改めて診察してもらう。これまでの発育状況や出産時のことなどを話す。そして、簡単に身体チェックを行う。

トータルで30分程度だったので、そこまで詳しいことも聞かれなかったし、身体チェックもその場でパッパッとみるだけの簡易なものだった。基本的には妻に答えてもらうようにしたが、妻が答えに詰まったときは私の方で回答した。

 

ただ、やはり二太郎が現在の月齢や修正月齢でみても、身体能力に2ヶ月程度の遅れがあるとのことだった。それについてはちょっとショックだったけど、まあ、妻も私も「やっぱりそうだよなあ」という認識だった。

 それよりも、身体能力の遅れだけで済むのか、それともさらに大きな問題が今後発生してくるのか。色々と気になることはたくさんあるけれど…そういった疑問に対して回答をもらう場ではないことは心得ていたので、医師からの質問に答えるのみにした。

 

 

面談を終えた後、妻と互いの労をねぎらった。

どうでもいいけど、医師や同席していた職員さんは、ずっと妻のメンタルを気にするような言葉遣いや気配りをしていた。「お母さん、抱っこ頑張ってるね」とか「出産大変だったね。でも、ニ太郎くん、元気元気」とか。

ただ、妻はそこまで配慮して貰う必要があるほど落ち込んでいるようには見えない。

帰り道にそんな事を振り返る。

 

「あれさ、ちょっとやりすぎじゃない?あなたそんなに落ち込んでないでしょ」

 

妻「そうね、でも、そういうケアが必要なお母さんがよく来る場所、ってことなんだろうね」

 

「でもさ、俺だって同席しているのに、俺には一切なんにも優しい言葉は無いのな。俺にも『パパ頑張ってて素晴らしい』とか『無理しないでね』とか言ってほしいもんだな」

 

妻「有給取って来てる、って思われてるんじゃない?普段は私が全部子どもの世話をしている、って思われていたなら、あの反応でもおかしくないし。そういう家庭のほうが多そうだし」

 

「そういうもんかね。こんなヨレヨレの現役サラリーマンはいないと思うけど」

 

妻「でも、こうやって相談できる人が少しずつ増えてくるのはいいことかな。それは良かったと思うよ」

 

と、淡々という妻。

 

家に帰る前に、昼ご飯にはなまるうどんを食べる。私はきつねうどんの小だったが、妻はぶっかけの中に天ぷらをつけて食べていたので、妻の食欲は問題なさそうだった。

 

 

そうは言いつつ、午後の妻は午前中よりも元気だった。明日は家族みんなでお出かけしたい!と何度も言っていたし。やっぱり、ちょっとだけ元気をもらったのかな。そう思うと、外のつながりって大事ね。自分たちだけじゃなくて、色んな人と関わりながら二太郎の成長を見守っていこう。そんな事を思った1日でした。

 

 

「ママがよかった」ほど残酷な言葉はない

 

水曜日。

 

この日、久しぶりに保育園に迎えに行く。

先週はコロナでまるっと休んでいたし、今週の月曜日と火曜日は妻が送迎をしていた。別に深い意味はなかったけど、一太郎が過去最大級のマザコンになっているからである。

 

迎えに行く際は少し緊張。「なんでパパなの〜?」「パパやだ」とか言われてしまうのではないかと不安だった。

 

しかし、いざ迎えに行くと、「あ、パパだ~」と、至ってふつうの反応。私が気にしすぎてしまっていただけらしい。

 

保育士さんから

 

「あら、パパ久しぶりですね~。ママとイチちゃんがコロナになって大変だったね〜。でも、パパはコロナにならなかったんでしよ?」

 

「そうなんです。前回も私は感染しなかったんです。日頃の行いがいいですからね」

 

と冗談をいうと、

 

「あら、私は二回も感染したわよ。私は日頃の行いが悪いってことかしら」

 

「いやいや(笑)すみません、失礼しました」

 

このように、保育士さんと軽口を言えるのは良いことだろう。

 

 

さて、いつもは徒歩で迎えにいってたのだが、この日は一太郎に気に入られるために自転車。妻が「一太郎、自転車に乗りたがっていたよ」という事前情報があったからだ。

 

近くのホームセンターにゆき、ペットコーナーを見に行く。その後、ダイソーに行って玩具を買う。そして、帰りに公園で遊んで帰る。必勝パターンのコースである。なお、更にこの日は、いつもはお金を入れないアンパンマンの乗り物にもお金を入れて遊ばせる大盤振る舞い。

 

 

これで一太郎もママからパパである私にも気持ちが向くことだろう。息子に接待している気分であった。帰り道、自転車の後ろで「きょう、たのしかった」という一太郎

そのセリフに安堵していたのだが・・・少しすると、一太郎は唐突に

 

「むかえはママがよかった。あしたはママにむかえにきてもらいたい」

 

とつぶやく。その言葉を聞いて、自転車がグラグラした。

 

(いや、なんでそういうこというの…)

 

と、2歳児の言葉にリアルショック。

 

「じ、じゃあ、パパはどうしたらいいの?」

 

「パパは、ニタくん(弟)をみててればいいの」

 

とのこと。私は言葉が出なかった。ひどいぜ、一太郎…。小さいからって何言ってもいいわけじゃないんだからな…?

 

 

ただ、帰宅後には、

 

「パパ、えほんよんでー」

とか、

「パパにごはんたべさせてほしい」

 

といったように、少しはパパの方にも寄ってきてくれるようになっていた。しかし、先程の「ママがよかった」という言葉が強すぎて、こちらも恐る恐るになってしまった。

 

 

なお、夜、リビングで二太郎を寝かしつけていると、一太郎

 

「パパおやすみ」

 

といいにくる。最近はこっちが言わないと「おやすみ」も言わないくらい、ママ一筋だったのにね。

 

帰り道の「ママがよかった」の言葉はショックだったけど、ちょっとだけ、私の方にも気持ちが向いてくれたみたい。全く、気まぐれなもんだよ。

 

 

 

翌日の木曜日。

 

今日は朝からママ大好きに戻っていた。保育園の送迎も結局「ママがいい」となる。…なんなんじゃい。

 

まあ、子どもとは長距離走だと思って向き合わないとね。今は調子乗っている妻だけど、いつまでも続くと思うなよ…?

 

寝かしつけの合間の備忘録

 

天気 快晴。

 

二太郎がなかなかうまく寝付けないので、今日も何回も二太郎とパソコンを往復することになった。こんな事を書いているうちに、また起きるかもね…。

 

一太郎と妻はすっかりコロナ症状がおさまり回復している。しかし、一太郎と二太郎の寝るタイミングが一致しないので、結局寝室を分けるのは続けることになった。妻と一太郎が寝室、私と二太郎が子供部屋である。

以前の妻は、夜も母乳を二太郎にあげないと、胸が痛くてしょうがなかったのだが、最近はすっかり母乳も落ち着いている模様。そのため、夜の対応も妻じゃなくても良くなっている。

 

二太郎がまた起きるかもしれないので、記録は手短に。

 

今日の午後、病院から「二太郎の療育の施設が決まった」との連絡を受ける。具体的に来週から訪問看護が始まることになった。

療育というのがどういうものなのか、まだ具体的にイメージが湧いているわけではない。それでも、専門家の力を借りれることに、妻も私も素直に喜んだ1日だった。私は施設が決まったことで安堵していたが、妻は具体的にどのような手順を踏んでいくのかを事細かく知りたがっていた。ここらへんは、妻がさすがというか、私が鈍いというか…。

 

ともかく、二太郎の育児を通じて、来週からまた新しい経験をさせてもらうことになる。しっかり向き合っていこう。ではでは、今日も手短に。

 

「家事育児に口を出してくる夫がうざい」という妻側の気持ちが少しわかった

 

月曜日 快晴

 

昨日まで家庭内コロナ感染で家庭内隔離(一太郎&妻、ニ太郎&私)の状態だった。しかし、今日から解除し、同じ空間で過ごすことに。

 

午前中は消毒も込めて、布団や衣類を大量洗濯。晴天に恵まれたのでよかった。

 

妻は久しぶりに二太郎といっしょに過ごせることに喜びを感じているようだった。

一方の私は、一太郎と接することは正直億劫だった。予想通り、一太郎が何をするにも「ママがいい」状態になっていたからである。私と一緒にいても、すぐにママのところに行ってしまうので、私もだんだんと一太郎から離れたくなってしまうわけで…。

 これについては無理やりママから剥がすのも可哀そうなので、時間が解決してくれることを願うばかりである。

 

 

さて、家事育児について、妻が復帰したことで私の負荷が減ったかと言うと…正直微妙である。家事育児自体の負荷は減っているんだろうけど、なぜかイライラが増えてしまった。

 

理由はわかりやすいところで、妻が家事育児について小言を言ってきたから、である。最初は、一週間、二太郎の育児と家事全般をしてきたことに感謝とねぎらいの言葉があったのだが、段々と、

 

「ちょっと、加湿器使うなら、クローゼットをしっかり閉めてよ!」

とか

「二太郎の服汚れてるよ!なんですぐに代えないの?」

とか

「今日は暑いのにそんな厚着させちゃ可哀想でしょ!」

 

などの小言をいってくるようになる。まあ、私も雑なところがあるので、妻の指摘は正しい面もある。妻も久しぶりに二太郎の世話をするので、張り切っていた部分もあるだろう。ただ、その勢いで細かいところをイチイチ言われると、私もイラッとしてしまうわけで…。

 

(自分だって加湿器使うときクローゼット開けっ放しにしてたじゃん。それよりも食器洗い、中途半端にやらないでよ。やるなら全部やってよね。あと、洗濯物の干し方、雑なんだって!これじゃシワクチャになるでしょうが!ご飯もゆっくり食べてないで早く食べてよ。ニ太郎の寝かしつけの時間、とっくに過ぎてんですけど!)

 

と心のなかでブツブツ呟く。口には出さなかったけど、軽く態度には出てしまっていたかも(軽くなかったかも)。

 

 

(…なぜだろう、一人で家事育児していた頃のほうがラクだったような…?)

 

 

そんな事を思いながら、ふと、以前観た「男性育休に関する動画」を思い出す。

 

www.youtube.com

 

育休取っているのに家事育児をやらない夫を「取るだけ育休」と揶揄するのはよく見かけるが、その一方で、家事育児をしているのに、そのやり方について文句を言われている夫を見かけることがある。その内容は、「家事育児の仕方が雑」とか「いちいち口を出してきてウザい」というのが多い。

 

上記の動画でも、夫婦で育休を取ったときのギクシャクについて触れられていた。4分10秒あたりで、奥さんが家事育児に張り切っている旦那さんに対してイライラを募らせる心境を吐露している。

 

今日の私は、家事育児をメインにやっていた中で横から口出しをされた側なので、どちらかというと世の中の夫婦における「妻側の立場」になる(ややこしい表現)。

なるほど、確かにこっちのやり方があるのに、いきなり横から意見されたら…うざいね笑

 

世の中の妻側の気持ちがわかった反面、じゃあ、世の夫はどうしたら良いのだろうか?
家事育児に積極的に参加しつつ、妻に小言を言われないようにするには、どういう工夫が必要なのだろうか?今回で言えば、私の妻がどうしてくれていたら、私は嬉しかったのだろか?

 

これを考えるのは、今後の夫婦関係を考えるうえでも大事なことな気がする。

そこで、上記の妻のセリフをもとに考えてみる。

 

 

「ちょっと、加湿器使うなら、クローゼットをしっかり閉めてよ!」

→ごめん、私、クローゼット開けっ放しにしてたかも。加湿器使うときは閉めるもんだよね。気をつけるね(あわよくば、相手に「開けっ放しにしていたの自分だよ。ごめんごめん」と言ってもらう)。

 

「二太郎の服汚れてるよ!なんですぐに代えないの?」

→あ、ごめん、二太郎の服汚れているのに放置しちゃってた。代えちゃうね?(あわよくば、相手に「ああ、自分も気づかなかった。ごめんね」と言ってもらう)

 

「今日は暑いのにそんな厚着させちゃ可哀想でしょ!」

→ねえ、今日暑いかなあ?微妙かなあ?どう思う?ニ太郎暑がりだから、薄着させようか?

 

 

こんな感じ?いや、すみませんね。妻のセリフを添削するようなことをして、それをブログに書くなんて、実に恥ずかしい夫です。でも、明日の自分を見直すためにもね。

 

 

こうやって考えると、

 

・最初に「ごめんね」をつけて表現を柔らかくする

・相手ではなく自分が間違っていたかのように話し、解決策を提示する。

・相手を非難するのではなく、解決策を一緒に考えるように話す

 

というのが必要だろうか。これってあれだな、部下や後輩との接し方に近いところがあるね。我ながらメンドクセ・・・(めんどくさがるやつは管理職になるべきではない)。

 

自分で書いといてあれだけど、夫婦の場合、こういう付け焼き刃なテクニックではなく、日頃のコミュニケーションの積み重ねが重要な気がするのだけどね。でも、親しき仲にも礼儀あり、ですからね。怠ってはいけないね。

 

 

とりあえず、いつもは妻からうざがられてる側なので、今回の気持ちを忘れずに、自分も表現の仕方を気をつけよう。長々まとまりのないこと失礼しました。

 

1週間の家庭内感染の日々を振り返り

 

日曜日。快晴。

 

コロナ家庭感染の隔離も今日まで。月曜日からスタートしたので、まるっと1週間だった。

 

振り返ってみると、なんだか二太郎と過ごす時間が多くて新鮮だった。今まで、二太郎の保育は妻中心になっていた。妻任せにしていたわけではないけど、母乳のタイミングがあるため、どうしても妻主導にならざるを得なかったのである。

 

隔離生活が始まった当初、ニ太郎は床においただけでワンワン泣いてしまい、ずっと抱っこしていないと泣き止まない状態だった(幸い、抱っこすれば泣き止んでくれたので助かった。これでママじゃなきゃ泣き止まない状態だったら悲惨だったことだろう)。

それが、金曜日あたりから床においても落ち着くようになり、少しくらいなら離れていても平気な状態になってくれた。また、離乳食を欲しがるときの表情や、ミルクの表情や、オムツの表情などの機微も以前より感じられるようになった。あと、寝かしつけの技術もちょっと向上したような気がする。

 

別の視点で言うと、妻の大変さも改めて知ることになった。夜中に二太郎が起きたときの寝かしつけは妻にやってもらっていたのだが、なかなか二太郎が寝つかなかったときの大変さをあらためて感じた。そんな日の朝の妻の機嫌はあまり良くなかったけど、そりゃ眠れなかったんだからそうだよな…と、わかっていたはずなのだが、今回の経験を通じてより一層理解できた気がした。この1週間、二太郎は鼻詰まりで結構夜中に起きていたからね。

 

というわけで、最初は大変だったけど、育児の面ではあらためて良い鍛錬になった一週間でした。頑張った、おれ。

 

 

話は変わるけど、1週間、一太郎と妻はずっといっしょにいたせいか、妻は一太郎に声を上げて怒っていることが何度かあった。今日も一太郎がベッドにポカリをこぼしたり、ベッドの上でジャンプして頭突きしてきたことに怒ってしまったようだった。一太郎も妻も、同じ空間にずっといっしょにいたことはなかなかストレスフルだったことだろう。あらためてお疲れ様でした。

ちょっと気になるのが、一太郎の性格がだいぶ「ママじゃなきゃイヤ」になっているように見えることだろうか。1週間、ほぼママとしか話をしていないからね…。

あしたから保育園だけど、大丈夫かしら…?そんな事が気になる日曜日の夜でした。

 

あ、ニ太郎がまた起きたから戻らねば…。

 

隔離生活 延長戦に

 

土曜日。晴れ。

 

コロナの家庭内感染中。感染しているのは妻と一太郎で、感染していない私とニ太郎とで部屋を分けて生活をしている。

 

 

さて、隔離生活も今日土曜日を最終日とし、明日日曜日からは家族みんなが同じ部屋で過ごす予定にしていた…のだが、昨日、妻から「日曜日まで隔離生活を延長したい。月曜日から解除で良い?」と言われる。

理由を尋ねると、一太郎も妻自身も体調は良好だが、一太郎がまだ鼻水症状が残っているようで、その状態でニ太郎にベタベタ触って、万一コロナに感染させてしまうのがイヤ、とのことだった。

 

妻の心境はある程度理解するが、正直「まだやんの…_?」と思った。いや、妻の態度のほうが世間的には正しいのかもしれないけど、この生活が続くのいやだあ…というのが率直な気持ちだった(すみません)。

 

 だが、妻がそうしたいと言うならば仕方がない。無理に「やだよ、日曜日からは通常にしなきゃダメ」と言ったところで、別の家庭内不和が発生するだけである。こっちのほうが厄介なのは、火を見るよりも明らかだしね。

 それに、私自身の負荷として考えても、今のニ太郎だけをみていれば良い生活のほうが、楽といえば楽である。もし明日から通常の生活に切り替えたとしても、妻の言うように一太郎が二太郎に接触するのを抑える必要があるし、抑えきれなかったときに妻のイライラがマックスになるしね。そして、「だから隔離しておけばよかったのに!」ってなったら、矛先が私に向くことになる。万一、二太郎がコロナに感染した日には…今回の家庭内感染の元凶は私だった、という記憶の改変まで起こるかもしれない。考えただけでも恐ろしい。

 

ということで、隔離生活は延長戦に入ることになったのでした。

 

 幸い、二太郎の鼻詰まりも昨晩は少しマシになっているし、抱っこしていないと寝れない状態から、布団の上で2時間程度は寝てくれるようになり、起きてもトントンしていれば自然とねついてくれるようになった。確実に回復に向かっているので、今日と明日はそこまで寝不足にならずに済みそうな気がする。あまり期待せずに今日も寝よう。

 

ではでは、今日もこんな備忘録でおやすみなさい。この感じ、数年前のコロナに対する世論のバッチバチみたいね。久しぶりに思い出した。